第一子の不妊治療でやったこと③ 〜採卵〜
話は第一子の不妊治療に戻ります。
体外受精をするため、採卵を行いました。
●採卵のおさらい
腟の方から細い針を穿刺して、排卵直前の成熟卵を卵巣から採取し、卵子を取り出すこと。
卵子は本来、ひと月に1個排卵されますが、卵巣刺激方法をとることにより
複数個の卵を人為的に成長させて、複数個の卵子を採卵できるようにします。
私はアンタゴニスト法という卵巣刺激方法で採卵をしました。
「第一子の不妊治療でやったこと②」でも記載しましたが、10回程度自己注射を行い卵巣を刺激し、卵子を育てる方法です。
注射は皮下脂肪の多いお腹に針を刺すので、痛みはあまりなかったです。
ただ、最初は針を刺すこと自体が怖く、勇気がいりました。。。
そして育った卵を採卵します。
採卵は外科手術となり、私が通院している病院では麻酔をしての施術となるため
寝ている間に採取され、気づくと安静室で寝ていたぐらいあっさりしたものでした。
痛みとかは、ほぼなかったと思います。
そして採取した卵子と精子を体外受精し、受精卵は成長して胚という状態になります。
順調に成長すると、5日目に「胚盤胞」という状態になり、これを体内に戻す(移植する)ことになります。
受精卵はすべてが胚盤胞になるわけではありません。途中で成長を止めてしまうたまごちゃんもいます。
培養する、培養士さんの腕が結構大切らしいです。
私の場合、採取できた卵子が10個13個、そのうち胚盤胞までに成長できた受精卵は6個。
この6個を体内に戻していくことになりました。